ハチノス谷~長峰山~摩耶山
今年も残りあとわずか、冬山トレーニングでボッカもしたいしアイゼントレーニングもしたいし、クライミングもしたい!ということで、摩耶山のハードコース、ハチノス谷で全部してきました。
ボッカ重量は18kgなのでちょっと軽いけど、ルートがハードなのでまぁこんなもんかな。ハチノス大滝は今回初挑戦で、全面ヌルヌル、上部のホールドには泥がつまっている。アイゼンの前爪も滑る、ピックも滑る、ピックの先を引っ掛けるところも上に行くほど少なく難しい。今回核心まであと少しというところで、落ちたら横に振り子のようにブーンと振られると思うと一歩が踏み出せなかった。あかんなぁ~。またそのうち再挑戦しよ。
※動画はハチノス大滝の3段目からです。自分ではもっとスルスル登ってるイメージだったんですが、あらためて見るとすごいモタモタしてますね(´д`;)。
そま谷の登山口。
歩きやすい道が続く。
通行禁止。ですが、この先に用がありますんで・・・
広場に出ます。
本日の荷物。カメラ、三脚、ピッケル、サブバイル、アイゼン、ロープ、登攀具などで約18kg。
ここで地下足袋に履き替える。行き帰りはさすがに恥ずかしいので靴です。
少し戻って、赤テープから入る。
ここで遊ぶ子はおらんやろ~と思ったが、昔(28年ほど前)は今みたいに通行止めになってなくてダムのところまで行けたしキャンプ場が広がってたので、この辺まで普通に入れた気がする・・・
スリットを通る。
中は水が流れてます。ここですでに地下足袋が浸水。
ハチノス谷の名前はここからきてるらしい?
小滝を登って行きます。
右にロープあり。
ここも水溜まってます。
2段の滝。1段目は直登する。
2段目は~無理せんとこ。右から巻く。
次から次へと滝が現れます。
大きめの滝。ここは前に登ったから今日はやめとく。右のロープのところから巻く。
チョックストーンの滝。ここは直登。上のチョックストーンの手前で右の木に取り付く。怖かった~。
どんどん登ります。
さあ来ました。ハチノス大滝です。やっぱりでかい!
滝の右の巻き道から一旦滝の落ち口まで登り、木にロープを結んで懸垂下降します。
下りてきました。これ、下りる時も怖かった(T_T)。ハングの下から完全に足が離れて空中懸垂なるし。あと全面ヌルヌルやし。
ピッケル+サブバイルのダブルアックス、12本爪アイゼンでヌルヌルでも大丈夫!・・・のはず。
3段の滝(ハングの上も合わせると4段)で、1段目は正面から登る。写真は登ったところ。2段目は右から登ります。
水が冷たぁい(T_T)。
残置ハーケンあり。
この寒いのに全身ずぶ濡れです。モンベルのストームクルーザー、撥水性能落ちてるから洗わなあかんなぁ。
これ、ハングの真下は水が掛かりません(^_^)
さぁへっぴり腰で3段目を登ります。
ここにも残置ハーケン。この上にもハーケンありましたが、サビサビでピック引っ掛けたら割れました(´д`;)
リングボルトもありました。
ここまで頑張ったんですけどね・・・
ここでギブアップ。宙ぶらりんに。上からは容赦なく水が降り注ぐ(T_T)。
で、ロープを登り返してハングの上に出る。
ハングの上はこんな感じで全面ヌルヌル。こんなん無理!
なんとか終了点まで戻ってきました。あー怖かった。
この後ロープを束ねて滝の巻き道を下りるんですが、1回道に迷いました。
荷物をまとめて出発。滝の巻き道をもう一回登る。
かなりの急登で、地面もズルズルなので慎重に登る。荷物が重いのでキツイ(´д`;)
ようやく展望が開けました。
さっきロープを結んだ木を良く見ると、ロープの跡があります。元々ロープが付いてたんかな?
水が滴り落ちる滝。滝はこれでおわり。
倒木の下をくぐる。
右にテープが見えますが、ここは左へ行きます。
次も左。
倒木だらけで荒れ放題の急登です。
広場にでます。
少し進んでから左の尾根にとりつきます。
で、ハチノス谷西尾根に出ます。
この寒いのにバッタが。
長峰山へ。
長峰山山頂。
なかなかの眺望です。
掬星台まで来ました。ここでようやく昼ごはんにする。この日は沢山の人が焚き火?かバーベキューかなにかやってました。
水止まってる・・・トイレは水出てました。
久しぶりに上野道を下りる。
旧天上寺跡。ここいいわぁ~ここでビバークしたいわ。
仁王門は工事中。
廃墟。
摩耶ケーブル虹の駅。
上野道はなんというか、すごく歩きやすいですね。
廃墟。
五鬼城山展望公園。
いい眺めです。
若干の紅葉。
これは何やろ?
紅葉も見おさめですね。