沢登り 道具

わらじの編み方(沢登り用)

投稿日:2017年7月8日 更新日:

沢登りを始めたころはフェルトシューズを買おうか悩みましたが、六甲の沢なので水量も少ないし、もしかしたら1シーズンやってみて飽きてやめるかもしれないので出費を抑えるためにわらじを編んでみたんですが、これが思いのほか滑らず、以来ずっとわらじです(^_^)。もしお金持ってたらいきなり高い沢靴買ってわらじとの出会いも無かったんやろなーと思うと、ちょっとだけ貧乏に感謝?

ネットでもわらじで沢登りしてる人はあまり見ないですが、Wikipediaにも

現在日常生活においては殆ど使用されなくなったが、祭り等の伝統行事における装束の一部として履かれるほか、沢登りなど一部用途においては柔軟で水中の苔の付着した岩でもグリップが利くことなどから、いまだ標準的装備とされており、多くの登山用品店で実用品として販売されている。

とあるし、まだまだ根強いファンがいるんでしょうね~。

で、去年作ったわらじが思ったよりも耐久性がありまだまだ使えるが、予備としてもう一足作っておきます。たまに作らないと編み方忘れるので(^_^;)

 

<用意するもの>荷造り用PPロープ

縦糸:4m×1本、横糸:14m(太さ6mmの場合)×1本

これは片足分の長さになり、横糸の長さはPPロープの太さによって変わります。PPロープは5mm、6mm、8mm、10mmと、いろんな太さが売ってますが、あまり太いと出来上がりが分厚くなって足裏感覚が無くなり、シビアな場所を登るのが難しくなります。

横糸は何か棒に巻きつけておくと作業がしやすい。

縦糸をこんな感じで輪にして足の指に掛けます。足が汚いので暑いのに靴下履いてます(^_^;)

輪の真ん中に、横糸の端をこんな風に編みます。

上下をひっくり返して。

縦糸の2本をその上に当てる。

縦糸の真ん中2本をひとまとめにして、横糸を上から下から交互に縫うように編んでいく。

この部分がつま先になるので、できるだけ手で広げながらきつく編んでいく。

5cmほど編んだら縦糸の真ん中の2本を広げて4本にして編んでいく。

10cmほど編んだら、輪っかを作る。

右に輪っかを作り、左にも作って、その後右にかえってきた時の横糸で輪っかの根元を巻いて固定する。

さらに5cmほど編んで、また同じように輪っかを作る。

途中で横糸が足らなくなったら結んで継ぎ足します。

踵部分に行くにしたがって細くしていく。

足の裏の長さ+5cmほど編んだら、縦糸の端2本を引っ張って踵部分の輪を作る。

踵部分の輪の根元で結ぶ。

つま先部分の縦糸を結んでから横糸を持ち上げて通して、足の指を掛けるところを作る。これが無いと足の指が飛びだしてそこだけ滑ることになります。

完成~。

 

こんな感じで結びます。

 

-沢登り, 道具

執筆者:


  1. bp-hiro より:

    こんにちわ!
    初めまして(^_^)

    地下足袋、沢に良さそうですね!
    僕も真似させてもらって作ってみようかなぁ〜

    前シーズンまでモンベルのサワーシューズを履いてたんですが、今シーズンから秀山荘オリジナルのクライムゾーンというブーツタイプへ買い替えましたが、ガッチリしてて岩に爪先をぶつけたりしても痛くは無い等ちょっとした利点はあるんですが、高いし、重いし……….
    何より小さなスタンスに乗り込無のがやり難くなったように感じるので、また、地下足袋式の現行のモンベルサワーシューズを買い足そうかどうしようか考えていたところでした(^_^)

    兵庫県にお住まいなんですね!
    僕も10年程前まで東灘区だったので芦屋のスカイハイのお客さんとかと一緒によく遊びましたよ!
    もしかしたら、どこかで会ってるかもしれませんね……….(~_~;)

    良かったら僕のblogの方へも遊びに来て下さいね!

    • harity harity より:

      bp-hiroさんこんばんは(^^)
      こんな辺境のブログに来て頂いてありがとうございます(^_^;)
      たしか、前に僕が阿弥陀岳南稜+北稜をソロでやったときに
      ヤマレコでコメントして頂きましたよね?
      そのときにbp-hiroさんのブログを拝見させていただいて、
      道具のレビューとかされてて、うわーアイスクライミングのプロや~って思った記憶があります。

      地下足袋良いですよ~
      よく地下足袋は足が保護されてないから危険とかいう人がいますが、
      実際履いてみると足運びに気をつけるようになるので足をぶつけるなんて無いし、
      六甲全山縦走、大峯奥駆道を歩いても全然問題なかったですよ。
      蒸れないし、わらじを履けばそのまま沢登りが出来るし、最高ですよ~

      bp-hiroさん東灘にお住まいだったんですね。
      10年前は僕はまだ登山してなかったんですが、最近は毎週芦屋ロックガーデン~荒地山を徘徊しています(^^)

      またbp-hiroさんのブログにお伺いさせて頂きますね(^^)。

  2. bp-hiro より:

    ハリティさん

    早速のblog訪問もありがとうございます!
    そうそう!
    何かどこかでやりとりした記憶があったんだけど明確に思い出せなかったけど、思い出しました(^.^)

    まあね、道具の事についてもマナーややり方等千差万別で何が本当に正解かは正直不明で永遠の課題なんだと思います。
    ただ声を上げる側に立つと、一線を引かないと無茶苦茶になってしまう!

    例えば地下足袋は確かに足裏感覚が敏感になるので結果的に足運びが良くなるのも正解だけど、これは残念ながら万人には通用しないんですよ。
    我々は絶対数で考えるのでやはり足先が保護されていないのは、多くの登山者にとっては安易に勧められる物では無いんです。

    幾つかバリエーションやクライミングも沢登りもされてるから解ると思うんですが、いくら気を付けていても自然には勝てません。
    それが証拠にあの人が!?
    って思う人が……….僕も知人が何人か山岳事故で亡くなってます。
    亡くなるまではいかなくても、岩稜帯を通過する時には足先の保護は必須です。
    ここを少数の人は重箱の隅を突くように、ここぞとばかりに突いてくる事があります。
    例えば……….弘法大師は草鞋で劔にチャレンジしてた!
    とかね(^。^)
    こんなものは苦し紛れの最後の捨て台詞です。
    だから、難しい問題なんですよね!
    確かにある一定のスキルを身に付け、それなりの対策を講じてる人ならばある程度は安全性より感覚を重視した方がパフォーマンスは上がるでしょう!
    が、しかし、人間のやる事に絶対は無いので万に1つでもミスが起こった時、足の指なんて拳1つの小さか落石がかすっただけで保護されてなければ砕けてしまいますが、やはりがっちりした重登山ブーツであれば少々の落石が足先に当たってもまず大丈夫!
    だから、万人には当たり前に保護されてないから危ないよ!
    と言うのが無難なんですよね。
    この辺は、沢登りをやってる人であれば、あうんの呼吸で言いたいことは解ると思うんですよね!
    例えばてずが!
    僕がblogでもよく書いてますがたかがULされどULです。
    ULってのはあらゆる経験をフィールド体験してきたエキスパートだからできる高等技術で、初心者が道具だけ揃えて表面はUL風になっても中身はULについて行けないんです。
    地下足袋を履いて登山をする事は、特例としては冬場の滑り止めにも有効な事から雪国ではごく普通に当たり前に使用されてたが絶対数で言うとごく一部になるので、やはり経験とスキル共に身に付けてる方が使いこなせるアイテムだと思います!
    決して歩き方等わかっていないと初心者に登山に使い易い!
    と勧めるアイテムでは無いのはハリティさんならわかってると思います。

    と、少し長くなりました。

    僕が言いたい事はハリティさんのように、ちゃんと山に向かうためにトレーニングしたり、岩の練習をちゃんとしたり諸々の対策をしっかり実施した上で自分なりに最大のパフォーマンスを出せる方法を見出すのは全然オーケーなんだけど……….
    悲しいかな多くの登山者はそうではないのでね……….

    その辺、ご理解お願いしますね!

    あっ!
    ところで自家製の草鞋はPPロープが材質的にはお勧めなんですね!
    例えばクレモナロープ等その他多数ある材質の中でPPロープをチョイスしたと言う事で良いんですか!?

    • harity harity より:

      bp-hiroさんこんにちは。
      地下足袋は人に勧めても一回履いて足が痛くなってやめる人がほとんどなので、今まで気にしてなかったですが・・・
      そうですよね、僕も地下足袋の歩き方とか身につけるのに色々苦労しましたが、
      方法論が確立しているものじゃないので今までたまたま運よく事故を起こさなかっただけで人によってはその過程で事故を起こすこともあるでしょうから、
      無責任に人に勧めないように気をつけます(^_^;)

      登山中の事故は自己責任とはいいますが、やはりまわりに多大な迷惑を掛けることになりますので、自分としても慎重に岩登り、沢登りを楽しんでいきたいと思います。

      わらじ、クレモナロープはまだ試してないですねぇ。
      自分が試したのはPPロープの他には綿ロープ、シュロ縄、藁縄、麻縄ですが、その中ではPPロープが一番加工がしやすくて、しかも滑りにくいように思いました。
      ただ、PPロープでもわらじを編んだ直後は滑りやすく、2、3回沢で履いて底がガサガサになるとようやく滑りにくくなってきますね。

      沢靴のフェルトがどういう原理で滑らないのか、専門的な事はわかりませんが、多分スポンジ状のフェルトが瞬間的に水を吸って、その繊維が岩場のヌメヌメに食い込んでフリクションが得られるんじゃないかと思うので繊維があるだけでは駄目で、ある程度の弾力が無いといけないんじゃないかと。
      なのでクレモナロープはちょっと堅すぎるんじゃないかと思うんですが、また機会があれば試してみたいですね~。

      • bp-hiro より:

        (^。^)
        ご理解頂けて良かったです!
        我々も常に気を付けてる事なんです。
        要は自分が目の前の登山者のスキル等を見極めた上でその方が対応するのに少しだけ背伸びが必要な程度がポイントです。
        これは、親しい間柄でも同じです。

        草鞋の件ありがとうございました(^-^)

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ハリティです。
ほぼ毎週六甲山を地下足袋でうろうろしてます。
ハイキング、沢登り、クライミング、トレランなど、色々やってます。
クラシックギターも弾きます。

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