奈良、弥山の上級コース、双門コースに行ってきました。天川川合にバスが着くのが10時ごろ、コースタイムが約9時間なので、かなり急ぎで登りましたがそれでも7時間ほど掛かりました。
思ったよりも踏み跡がわかりやすくてテープも多く、迷わずに済みましたがとにかく長い(´д`;)いつもコンパクトな六甲山ばかり登っているので、やっぱり大峯の山はスケールがでかいなぁと感じました。
先日の雨+この日も小雨で(天気予報では晴れって言ってたのに・・・)増水+濡れて滑りやすいところは多かったがそれより寒い!弥山山頂は霧氷で真っ白(´д`;)。荷物軽くするためにシュラフ持ってきて無かったので、夜は耐寒訓練に。
ツェルトが飛ばされそうな強風の中、朝はまだか~と時計を見たり、じっとしてると寒いので腹筋してみたりで長い夜を過ごす。
翌日はうってかわって快晴、ご来光も見れて気持ちよく下山出来ました(^^)
天川川合からスタート。少し寒い。
熊渡。ここから入る。何も書いてなかったので、最初通り過ぎて引き返してきました。
沢の水がここに流れこんで、ここから地下にしみ込んでいるようです。不思議な光景です。
鎖場か!?と思って上に上がってしまいましたが、正しくは右へ。
長~い梯子を登る。こんな梯子が嫌というほど出てきます。風が強くてかなり寒いです。
双門の滝!落差70~80メートル、カメラのフレームに収まりきれない大きさで大迫力です。
梯子つかんでたら寒くて指の感覚無くなってきたので、手袋しました。
この滝のトラバース、けっこう怖かった。雨上がりなので地面がズルズルのところも多い。
ここから嫌というほど、渡渉を繰り返す。岩をぴょんぴょん飛び移って渡渉して対岸へ、また渡渉して対岸へいったりきたり。狼平はまだか~
メッチャ寒い(T_T)。霧氷も出てきた。風も吹き荒れてて引き返そうかと思ったけど、まぁいざとなったらツェルト被ってビバークするしなんとかなるやろ。
ようやく弥山に到着!霧氷とガスガスでなんか全体的に白っぽい(´д`;)
シュラフ無いので、ダウン上下にカッパきて、靴下を2重に履いて、シュラフカバーに潜り込み、足はザックに突っ込む。それでもずっと動いてないと寒い(´д`;)。